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カカオ豆の乾燥舎

カカオ豆の乾燥舎

Cacao drying shelter

 黒コショウのブームが去った後のトメアスー入植地では、カカオをはじめとしたさまざまな果樹作物の栽培が模索されるようになった。 カカオはもっともひろく栽培されている作物のひとつである。 ラグビーボールのような形をしたカカオの実を割ると、白い果肉に包まれた数十のカカオ豆が出てくる(右の写真)。 これを箱などに入れて1週間ほど自然発酵させ、そのあと、このような巨大なトレーにひろげて天日乾燥する。 雨の時はトレーを屋根の下に押し込んで濡れるのを防ぐ。

カカオの実の内部
カカオの実を割ると、白い果肉に
包まれたカカオ豆が出てくる

1994年7月27日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-2 28 14.09, -48 18 17.94 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 309°

PanoraGeo-No.100

テーマ 38. アマゾン横断道路 P.21 の参照資料

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