Portillo, the oldest ski resort in South America

南米最古のスキーリゾート、ポルティージョ

Portillo, the oldest ski resort in South America

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テーマ 27

アンデス越え

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6

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ロス カラコレスの坂を登りきったところは二つの氷河谷(U字谷)の合流点で、かなり広々とした谷底が、標高 2800m から 3000m にかけてひろがっている。 春間近の8月末であるが、まだ雪がたくさん残っている。

ここには、南アメリカ最古でもっとも有名といわれるスキーリゾート、スキーポルティージョ(Ski Portillo)がある。 この地では、1910 年に開通したアンデス横断鉄道の建設に関係したイギリス人などが仕事上あるいはレジャーでスキーをしたのが始まりで、鉄道開通後は一般のスキーヤーも訪れるようになった。 当時はリフトなどの設備はなく、スキーヤーはロス カラコレスの坂の下のエルフンカル駅(標高 2231m)からチリ国境に近いカラコレス駅(3176m)まで、列車をリフト代わりにして登り、そこから滑り降りた。

ポルティージョ駅(2867m)は両駅の間にある。1949 年に国営の本格的なスキーリゾートが開業、1961 年に民営化、1966 年には南米最初のアルペンスキーのワールドカップがここで開催された。 スキーは6月半ばから 10 月初めまで可能である。

参考:Miguel Purcell : About Ski Portillo, Chile

2003年8月28日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-32 50 40.80, -70 7 22.17 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 325°

PanoraGeo-No.389   拡大

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