Port of Muaná in Marajó Island randum


ラテライト
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マラジョー島ムアナー港
Port of Muaná in Marajó Island

マラジョー島の南岸には、交通の要衝ブレヴェス(人口約8万)のほか、 人口2万前後の小都市が数個並んでいる。整然とした美しい市街地をもつムアナー市は、 その中で最も歴史が古い都市(1833年創立)。ベレンをはじめとした他の市との行き来はすべて この写真の港から船で行われる。この町の港でも岸壁で建設資材用のラテライトが売られている。 ラテライトは一朝一夕で出来るものではない。少なくとも50万~100万年という時間が必要という。 そしてラテライトの多くは、地表が長い間温暖湿潤な気候にさらされていた過去の地質時代の遺物(化石)である と考えられている。アマゾン地方のラテライトには、十分に成熟した古第三紀のものと未成熟な新第三紀の ものとがある(パラ州地質図説明書)というが、この写真にあるものは、あまり上等なものにはみえないので、 後者と思われる。
1993年8月1日撮影。  カメラの位置 (緯度,経度):-1 31 42.04, -49 12 59.01 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 105°
PanoraGeo-No.43     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 2/5 ⇒NEXT