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Inundated settlemnts in Hakojima area in 1986

1986年小貝川水害における母子島集落などの浸水

1986 年8月,台風 10 号崩れの低気圧の豪雨によって、小貝川の堤防が2カ所で 決壊し、沿岸一帯が水害に見舞われたが、この写真は、それとは別に、下館市(現在の筑西市)南部 にある大谷川(おおやがわ=左から来る小さな川)と小貝川(右の大きな濁った川) の合流点付近の浸水である。 浸水域は、現在の母子島遊水地があるところとほぼ同じである。 小貝川の濁った水がこの低地に流れ込んで、そこにあった五つの集落が水に浸かっている。 急激な水位上昇のため、多くの人が避難できずに、床上まで浸水した家に取り残される 事態となった。 二つの川の合流点付近の堤防が切れているように見えるが、実はここには堤防がなかったようである。 この写真は洪水の最盛期を過ぎて減水しはじめた 段階のもので、合流点付近の堤防がなかったところから、濁りの少ない黒ずんだ水が、 小貝川へ流れ出しはじめている。
写真出典:下館工事事務所監修・発行(1991):小貝川激特事業の記録-- いま刻まれる、新しい地への旅立ち p.23.
    (テーマ 32:小貝川母子島遊水地  P.14 で使用) 直前のページに戻る