Fault Preservation Zone

野島断層保存館の断層保存ゾーン

Fault Preservation Zone of the Nojima Fault Preservation Museum

randum


 テーマ 5

地震断層
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野島断層保存館の中心である断層保存ゾーンの長さ約 140m の細長い建物の内部では、地震断層で食い違った地形(断層線あるいは低断層崖)が、向こうから手前へと続いている。 その一番手前に、断層線を横切る方向に掘られたトレンチがあり、その壁面に、鉛直から 10 度程度、左上から右下に傾いた断層(割れ目)が現れている。

傾いた断層の場合、断層より斜め上にある岩盤(この写真では右の岩盤)を上盤(うわばん)、斜め下の岩盤(左の岩盤)を下盤(したばん)という。 そして、上盤が下盤に対してずり上がった断層を逆断層、上盤が滑り落ちた断層を正断層という。 したがって、この写真の断層は逆断層である。逆断層は地盤が水平方向に圧縮されるような条件のもとでできる。

2000年8月11日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+34 32 57.15, +134 56 13.71 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 52°

PanoraGeo-No.500   拡大

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