The Pantanal where the water began to draw

水がひき始めたパンタナール湿原

The Pantanal where the water began to draw

randum


テーマ 39

野鳥の楽園パンタナール
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 パンタナール湿原全体の水を集めて流れるパラグアイ川の水位は、南部パンタナールのコルンバ付近では、6~7月に最も高くなり、12月に最低になる。 その水位差は平均すれば約 2.5m であるが、年ごとの変動が大きく、5m を超えることも稀ではない(資料:コルンバ付近のパラグアイ川水位と降水量の年変化)。 写真はコルンバ付近のパラグアイ川の小支流、パラグアイミリン川に沿う氾濫原の8月の状態である。 最高水位から2か月たち、樹木の根元の白っぽくなっている部分の長さから、水位が数十センチ下がったことが推定できる。 手前の自然堤防のような微高地は水面上に現れたが、後背湿地はまだ水浸しである。 水位はあと少なくとも 2m くらいは下がるので、まだ減水が始まったばかりの状態と言える。

1982年8月20日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-18 55 29.40, -57 25 25.01 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 233°

PanoraGeo-No.564   🔍拡大

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