Oji Inari Shrine

江戸市民に一番人気のお稲荷さん、王子稲荷神社

Oji Inari Shrine, the most popular Inari shrine for Edo citizens

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テーマ 40

王子周辺ウォーキング
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 JR 王子駅から徒歩7、8分、赤羽台(十条台)の段丘崖の中腹に、緑に囲まれた王子稲荷神社がある。 王子稲荷神社由緒記には、「当社へは遠方よりの参拝者が多く、諸方の街道筋に『王子いなりみち』という標石や、奉納石灯籠が建てられて、参詣人の道しるべを務め、又、飛鳥山の桜の花見をかねての行楽客もあり、門前には茶店、料理屋等が数多くありました。 そのうちの一軒は今でも現存しており、道しるべの灯籠の一部は境内に移築保存(昭和三十二年)されています。  境内は台地の中腹にあって、約二千坪、今では市街を見渡す眺めのよい高台ですが、昔は、こんもりと茂った杉の大木に包まれて、昼の暗く、山中には沢山の狐が安住し、神使として大切にされていました。 その跡は、今も、「お穴さま」として保存されています。 狐に因む伝説は数多くありますが、料理屋と狐を舞台にした 「王子の狐」の落語は当時の模様をよく伝えています」*1)とあり、江戸時代には大いににぎわったことが知られます。新型コロナ禍のご時世、鳥居前の狐さんもマスク着用。

*1) 玄松子(GenSyouShi)著:「王子稲荷神社」より引用

2021年10月18日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+35 45 22.66, +139 44 1.56 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 243°

PanoraGeo-No.607     直前のページに戻る     BACK⏎  このテーマ 8/13  ⇒NEXT