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古石神井川の流路

古石神井川の流路

Course of the Old Shakujii River

 おそらく数千年前の石神井川は、飛鳥山の西の麓で向きを変えて南~南東へ、上野の不忍池(しのばずのいけ)方面へ流れていた。 石神井川や神田川など、武蔵野台地のほとんどの川は西から東へ流れるのに対し、むかしの石神井川の下流部(古石神井川)や小石川は北西から南東へ流れており、やや異質である。 その理由としては、赤羽台(十条台)、上野台、本郷台など、武蔵野台地東縁部の台地は、多摩川がつくった段丘ではなく、荒川・利根川系の川による段丘だからと考えられる。

基図には地理院地図・陰影起伏図を使用

テーマ 40. 往時の名残り求めて王子周辺、地図を片手にウォーキング P.11 の資料

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