横浜港大さん橋国際客船ターミナル Osanbashi Yokohama International Passenger Terminal randum


ミニトリップ・
イン・横浜
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横浜港大さん橋国際客船ターミナル

 横浜港大さん橋(おおさんばし)の前身は、 横浜築港第一期工事(1889-1896 年)の産物で、1894 年(明治 27 年)に竣工した。当時は「鉄桟橋」と呼ばれた。 関東大震災による陥没、第二次世界大戦後の進駐軍による接収など波乱の歴史を経てきた。 1964 年に東京オリンピックに合わせて先代のターミナルが完成、2002 年にこの写真にある今の国際客船ターミナルができた。
 この新ターミナルは、世界 41ヵ国から 660 の作品の応募があった国際コンペで選ばれたもので、 曲線を描くシルエットで統一されたユニークな二階建て建築物である。 駐車場になっている1階、出入国ロビー、船客待合場所、ショップ、レストラン、イベントホールなどがある2階、 および屋上からなるが、それら相互間は階段ではなくスロープで行き来できる。屋上は起伏に富んでいて芝生まであり、 まさに屋上公園。横浜ベイブリッジやみなとみらい 21 などの眺めもよい。写真で茶色に見える屋上デッキには、 そのような眺めを楽しむ人影が点々と見える。このターミナルの屋上は、このような形から「クジラの背中」と呼ばれている。
2023年3月16日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+35 26 47.28, +139 38 58.26 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 344°
PanoraGeo-No.684     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 17/20 ⇒NEXT