大規模な改修工事中のアマゾン横断道路Trans-Amazonian Highway during large-scale renovation work |
randum
テーマ 38 アマゾン横断道路18 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る 2020年のGoogle Earth 地面レベルビュー |
パラ州内のアマゾン横断道路の改修はかなり進んでいる。 2007 年には、アルタミラからその西方のブラジルノヴォまでの区間で、この写真のように、道幅を広げ勾配を緩くする大規模な改修が進行中であった。 2020 年時点では、さらに西方のメジチランジアまでアスファルト舗装が完成し、この写真の部分も改修が終わったはずであるが、どういうわけか、2020 年撮影の Google Earth の衛星画像(右の画像)によると、未だに泥まみれである。 岩盤が深くまで風化されて柔らかくなっている湿潤熱帯では、簡単に土地を削って建設することができる反面、土層が崩れやすいので、メンテナンスは容易でない。 アマゾン地方の道路でメンテナンスが間に合わず通行不能になった最悪の例は、マナウス・ポルトヴェーリョ道路(国道 319 号線、全長 885㎞)である。 全線アスファルト舗装で1976年に開通したこの道路は、その後多くの場所が破損し、1988年以降の一時期閉鎖されてしまった。 この道路は現在でも雨の多い季節(11月~4月)には通行不能になることが多い。アマゾン横断道路がそうならないよう祈りたい。 2007年9月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 15 3.65, -52 20 55.58 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 218° |
PanoraGeo-No.96 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 18/26 ⇒NEXT |