![]() 激しい侵食のアルケ川の谷Arque River Valley of intensive erosion |
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![]() ![]() ![]() テーマ 15 ボリビア・アンデス鉄道3 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
標高3000m、列車はまだアルケ川中流部の深い谷の底を走っている。 谷底いっぱいに網状流をなして広がるアルケ川の河原以外、谷底に平地はなく、また、川に接した斜面下部は急なので、人々は谷斜面中腹のやや緩やかなところに畑をひらき集落をつくっている。
斜面は不安定で、方々に崩壊地やガリー(掘れ溝)がみられる。 画面左の黒っぽい岩の崩壊地からの土砂が流れ出して谷底に小さな沖積錐(土石流などで出来る急な錐状の地形)を形成している。
画面下部の右から左に傾き下るピンクベージュ色の裸地は、右端に見える谷から流れ出した土砂がつくる扇状地である。 支流からこのように大量の土砂が流れ出して堆積すると、本流の流れは対岸(この場合には撮影した鉄道のある側)に寄せられて河岸を侵食する。 その結果は・・・・(資料参照)
1986年8月24日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-17 49 45.35, -66 29 42.31 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 156°
PanoraGeo-No.263
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