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ボリビア・アンデス鉄道 3 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
標高3000m、列車はまだアルケ川中流部の深い谷の底を走っている。谷底いっぱいに
網状流をなして広がるアルケ川の河原以外、谷底に平地はなく、また、川に接した斜面下部は急なので、
人々は谷斜面中腹のやや緩やかなところを選んで畑をひらき集落をつくっている。斜面は不安定で、
方々に崩壊地やガリー(掘れ溝)がみられる。画面左の黒っぽい岩の崩壊地からの土砂が流れ出して
谷底に小さな沖積錐(土石流などで出来る急な錐状の地形)を形成している。画面下部の右から左に
傾き下る裸地は、右端に見える谷から流れ出した土砂がつくる扇状地である。支流からこのように大量の
土砂が流れ出して堆積すると、本流の流れは対岸(この場合には撮影した鉄道のある側)に押し寄せられて
河岸を侵食するようになる。その結果は・・・・(資料参照)
1986年8月24日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-17 49 45.35, -66 29 42.31 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 156° |
PanoraGeo-No.263 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 3/13 ⇒NEXT |