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タランパヤ川峡谷についての詳細は テーマ31M アルゼンチンの砂漠 を参照。 |
アルゼンチン北西部の乾燥地域、モンテ砂漠(山地部)にある
タランパヤ川峡谷の高さ約 100m の垂直な谷壁には、半シリンダー形の縦溝が
一面に発達しており、巨大な「パイプオルガン」になぞらえられている。
あるいは、巨大なヒダ有りカーテンという形容も可能かもしれない。そのでき方について、
現地ガイドの説明や研究者の書いたものは、渦を巻いた風が擦り磨いてできた
ものと説明している
(参考:
タランパヤ川峡谷の「パイプオルガン」のでき方)。
このような風食説には、腑に落ちない点が少なくなかったが、当時はそういうものかと
信じていた。しかし、現在では、峡谷が刻まれるときの河床にできたポットホールや
滝壺に由来するものとする河食説の方が妥当ではないかと考えている。
2004年9月5日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-29 46 33.63, -67 49 9.06 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 138° |
PanoraGeo-No.32m | 直前のページに戻る |