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人気のあるチリワインのおもな産地は、そこを流れる川の流域をもとに、〇〇バレー(〇〇谷)とよばれる多数のワインバレー(ワインの谷)に分けられる。 その多くはチリ中部の地中海性気候地域にあるが、アコンカグア谷以北の4つのように乾燥気候(ケッペンのステップ気候や砂漠気候)の地域にも分布する。 これらはアンデスを水源とする外来河川の水を利用してできたワインバレーである。 地中海性気候地域のワインバレーは、チリ海岸山脈とアンデス山脈の間のチリ中央谷にひろがっており、やはり、アンデスからの川を灌漑に利用してブドウが栽培されている。 チリは葡萄酒の輸出とともにこれらのワインバレーをめぐるワインツーリズム(エノツーリズム)の振興にも力を入れている。 首都サンティアゴからは毎日多数のワインツアーが出発して行く。 ブドウ園や工場の見学のほか、試飲と食事、ショッピング、宿泊、ときにはブドウ収穫の体験など、多彩なメニューが用意されている。 原図出典:チリの HolloWine 社 HP(2019/1/21 閲覧:削除済)こちら |
左端の帯はおおよそのケッペン気候帯で、
BW:砂漠気候、BS:ステップ気候、Cs:地中海性気候、Cfb:西岸海洋性気候
テーマ 27. アンデス越えパンアメリカンハイウェー P.2 の資料 |