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Main producing areas of Chile wine

日本でも人気のあるチリワインのおもな産地は、そこを流れる川の流域をもとに、 〇〇バレー(〇〇谷)とよばれる多数のワインバレー(ワインの谷)に分けられる。 その多くはチリ中部の地中海性気候地域にあるが、アコンカグア谷以北の4つのように 乾燥気候(ケッペンのステップ気候や砂漠気候)の地域にも分布する。これらは アンデスを水源とする外来河川の水を利用してできたワインバレーである。 地中海性気候地域のワインバレーは、チリ海岸山脈とアンデス山脈の間のチリ中央谷にひろがっており、 やはり、アンデスからの川を灌漑に利用してブドウが栽培されている。 チリは葡萄酒の輸出とともにこれらのワインバレーをめぐるワインツーリズム(エノツーリズム) の振興にも力を入れている。首都サンティアゴからは毎日多数のワインツアーが出発して行く。 ブドウ園や工場の見学のほか、試飲と食事、ショッピング、宿泊、ときにはブドウ収穫の体験 など、多彩なメニューが用意されている。



原図出典:http://blog.hellowine.cl/otros-valles-vitivinicolas-de-chile/

チリワインのおもな産地(ワインバレー)
Main producing areas of Chile wine (Wine valleys)

左端の帯はおおよそのケッペン気候帯で、
BW:砂漠気候、BS:ステップ気候、Cs:地中海性気候、Cfb:西岸海洋性気候
(テーマ 27:パンアメリカンハイウェー  P.2 で使用) 直前のページに戻る