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1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る 世界遺産ブラジリアの範囲 |
標高 1100m 前後のブラジル高原上、疎林(サバナ)に覆われた赤土(ラトゾル)
の大地からなるカンポセラードの真ん中に建設された計画都市ブラジリア。1960 年にリオデジャネイロから
ここへ首都が移された。写真は、プラノピロット(パイロットプランの意)とよばれるブラジリア
中心市街地を北方から望んだものである。東(写真では左)に機首を向けたジェット機の形、あるいは
翼を広げた鳥の形をしているが、十字架のイメージを表現しているともいう。機首(頭)の部分に国会議事堂、
最高裁判所、大統領府という三権を司る建物が集まり、その後方(写真右)に、各官庁のビルが整然と
並んでいる。南北両方の翼に当たる部分のアーザノルテ(北翼、写真手前)とアーザスール(南翼)が
おもな住居地区であり、南北に枝分かれする人造湖パラノア湖の北の北部住宅地区(ラーゴノルテ、
湖北地区、写真最も手前)と南の南部住宅地区(ラーゴスール、湖南地区)も、中~高級戸建て住宅地として
発展が著しい。プラノピロット一帯(付図の範囲)は、1987 年にユネスコの世界遺産(文化遺産)
に指定されている。
2002年7月29日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 38 19.91, -47 52 27.48 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 182° |
PanoraGeo-No.38 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 1/1 ⇒NEXT |