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ペルー・ボリビア・チリ三国国境付近の上空から南南東方向、アルティプラノ
(ボリビア高原)の中部を望んだ景観である。
写真左の孤立した山がボリビアの最高峰サハマ山で、その向こうに見える
白い地平線がコイパサ塩地(塩原)である(地図参照)。
右端にある黒い地肌の円錐火山はチリ最北部の州の名にもなっているパリナコータ山で、そこから
遠方の写真中央部に向かっては、ボリビアとチリの国境をなす山々が連なっている。
アルティプラノの西を限る西コルディレラ山脈(アンデス西山系)を構成する
山々で、多くは火山であるが、歴史時代の活動記録があるものは少ない。
南アメリカ乾燥ダイアゴナルの砂漠は、この付近から著しくひろがって、標高 3500~4000m の
アルティプラノの上にまで達するようになる。コイパサ塩地やその南のウユニ塩地など、塩地
が目立つようになるのもこの付近より南である。
2011年9月15日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-17 7 58.53, -69 30 49.74 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 152° |
PanoraGeo-No.423 | |
(テーマ 29 南アメリカ乾燥ダイアゴナル、ペルー砂漠 p.11で使用) | 直前のページに戻る |