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写真右から大きな小貝川、左から小さな大谷川(おおやがわ)が来て合流している。
この二つの川に挟まれた低地が現在の母子島遊水地になっている土地で、
そこには、かつて、母子島(はこじま)、飯田、一丁田、椿宮、小釜の五つの集落があった。
この低地には田谷川という小川が流れ、やはり小貝・大谷両河川の合流点近くで合流している。
小貝川や大谷川沿いには堤防があるが、この田谷川合流点には水門はなく、堤防も途絶えている。
増水した小貝川の水が集落のある低地に容易に流れ込める状況である。
小貝川沿いの堤防も高さが不足していて、1986 年のような大洪水では全く役に立たなかった。 写真の出典:下館工事事務所監修・発行(1991):小貝川激特事業の記録-- いま刻まれる、新しい地への旅立ち p.6-7. |
テーマ 32. 小貝川母子島遊水地 P.14 の資料 | 直前のページに戻る |