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バイア州サルヴァドール市が湾口にあるトードゾスサントス湾の沿岸一帯を
レコンカボ Recôncavo というが、この地域がブラジル最初の本格的産油地域である。
1980年代になってこの地域での産出が下降すると、これに代わってポチグアル Potiguar 油田
(リオグランデドノルテ油田)が、陸上油田としてはブラジル最大の油田となり、現在に至っている。
ポチグアルとは、かつてここに住んでいた先住民の名に由来するもので、
「リオグランデドノルテ州の」、あるいは「リオグランデドノルテ人」という意味である。
ブラジルの陸上油田の生産は海底油田に比べて極めて少ないものの、地域経済にとっては
依然として重要である。
出典 Mendes, A.P.A. et al. (2019): Produção de petróleo terrestre no Brasil. BNDES(国立経済社会開発銀行) Set. Rio de Janeiro, V.25, n.49, 215-264. |
(テーマ 34:バイオ燃料先進国ブラジル P.1 で使用) | 直前のページに戻る |