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バイオ燃料 先進国ブラジル 0 HOME⏎ ⇒NEXT |
最近、電気自動車が実用化されるようになったが、これまでは、車と言えば ガソリンを燃料にするガソリン車と軽油を燃料とするディーゼル車の2タイプであった。 上のグラフは、ブラジルで現在生産されている自動車を、そのような燃料別に色分けしたものである。 オレンジ色の2車種(乗用車と小型商用車)はガソリン車、茶色の4車種がディーゼル車であるが、 これらガソリン車とディーゼル車を合わせても全体の約1/4を占めるにすぎない。 残る3/4の黄緑色はフレックス車という日本には無いタイプの車である。フレックス車は、 ガソリンとアルコールのいずれでも動く車で、場合によっては両者を混合してもOKである。 これらのタイプのうち、ガソリン車の大半は輸出向けなので、ブラジルで走っている乗用車や 小型商用車の大半がフレックス車ということになる。 フレックス車が使うアルコールはエタノール(エチルアルコール)でサトウキビを原料としてつくるので バイオエタノールといわれるが、ブラジルでは単にアルコールということが多い。 サトウキビは、国土のかなりの部分が熱帯、亜熱帯のブラジルではもっともポピュラーな 作物のひとつである。それを使って車を動かそうというアイデアを実現してしまった国、 それがブラジルである。。 |
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