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randum
![]() ![]() ![]() アマゾン横断道路 25 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン横断道路を東から来て、タパジョス川をフェリーで渡ったところに
イタイツーバの市街がある。タパジョス川はアマゾン川の大きな支流のひとつで、
泥で濁っていない「澄んだ川」である。この川のここから 50km ほど上流には、船の航行が困難な
サンルイス ド タパジョス早瀬があるので、
イタイツーバはタパジョス川の遡行限界近くに立地する港町である。現在のおもな産業は
アマゾン横断道路沿線の牧畜と木材生産であるが、1980 年代には、タパジョス川の本支流に分布する
無数の砂金採取場(ガリンポ)でとれた金の取引地となり、「金塊の都市」(Cedade Pepita)」
という異名でよばれていた。 アマゾン横断道路はさらに西方に続くが、計画的な入植計画が実施されたのはイタイツーバまでである。 これ以西の区間には、アマゾン横断道路に直交するヴィシナール道路もなく、アマゾン横断道路の改修予定も ないようである。ただし、牧場化・森林破壊の波はこの区間にも及んでおり、 雨の少ない季節には、沿道のいたるところで森林を焼く煙が立ち昇っている(参照: アマゾンにおける森林火災の衛星写真)。 2007年9月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-4 16 54.62, -55 58 28.12 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 333° |
PanoraGeo-No.202
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