Trail of randum


ぼくとわたしの
富士登山
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お鉢巡りの道と西安河原
Trail of "Ohachi-meguri" and Nishi-Yasunokawara

富士山頂の火口を一周する「お鉢巡り」の道で、日本最高点の剣ヶ峰 から西安河原(にしやすのかわら)という小さな平坦地へ下るところである。西安河原は 富士山の火口の縁にある棚状の平地で、今の深い火口(大内院)ができる前にあった浅い火口の底の一部が 残ったものと考えられる。西安河原にある赤い建物は、富士山頂で航空医学を研究していた 陸軍軍医学校の富士分業室とのこと。さすがに、今ではこの無骨な建造物は撤去されたが 基礎だけは残っている。写真右上のスカイラインに「釈迦の割石」とよばれる垂直な岸壁が見える。 かつては溶岩と考えられていた「釈迦の割石」の硬い岩石は、最近の研究では、空中に放出された 火山礫などの火山砕屑物が、半ば液体の状態のまま降り積もって粒子がくっつきあって(溶結して) できた岩石とされている( 産業技術総合研究所(2016)富士山地質図)。アグルチネート(岩滓集塊岩) とよばれるこの種の岩石は、富士山のような玄武岩質マグマを噴出する火山に多い。 「釈迦の割石」の手前に見える小さな凹地は富士山頂のもう一つの火口で小規模な小内院である。
1979年8月3日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+35 21 41.46, +138 43 38.63 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 359°
PanoraGeo-No.323     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 9/13 ⇒NEXT