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randum
![]() ![]() ![]() ペルーレイル 7 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
クスコ県とプーノ県の県境にあたる標高 4335mのララヤ峠からプーノ県側を望んだ景観である。
国道とペルーレイル(左)が幅広い谷の中を緩やかに下って行く。この峠は、
また、アマゾン川とチチカカ湖との流域分水界でもある。ただ、この分水界は、いわゆる谷中分水界で、
はっきりした尾根によって流域が分けられるような形のものではない。行く手には標高 5382mのクヌラナ
山の尖峰がそそり立つ。この山は氷河時代に激しい氷河の侵食を受けた痕跡を
示している。稜線の両側からカール氷河による侵食を受けてできた鋭い鋸の歯のような尾根をアレートと
いうが、この写真で、山頂の尖峰から手前やや右へと伸びる尾根は、過去の氷河が残したアレートである。
足元の「APU.CHIMBOYA」は、写真左欄外にあるこの付近で最も高いチンボヤ山のことで、APU は神の山の意。
旅人がこの前で旅の安全を祈る。ペルーレイル・チチカカトレインは、ララヤ駅で一休みした後、
チチカカ湖岸の平野、すなわち、ペルー・アルティプラノの平原を、チチカカ湖に向かって下って行く。
2011年9月12日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-14 29 0.80, -70 59 19.84 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 113° |
PanoraGeo-No.333
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