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![]() ![]() ![]() アマゾン氾濫原 (ヴァルゼア) 16 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
氾濫原一面に生えたこの植物は、氾濫原林由来の樹木でもなければ樹木作物でもない。
ブラジルではエンバウーバ(Embaúba)とよばれ、学名はセクロピア(Cecropia)という木である。
この木は、ラテンアメリカ(新熱帯区)に広く分布する典型的先駆植物で、畑や牧場が放棄された跡地に
真っ先に生えてくる。写真のパリンチンス市を中心としたラモス川沿岸の氾濫原は、1930年代、
日系人入植者によるジュート(黄麻)の栽培が始まったところである。
ジュート栽培は、その後、アマゾン中下流部全域に広がり、アマゾンの主要な商品作物となった。しかし、
1960年代をピークに、プラスチックなどの普及に押されて衰退をはじめ、1991年の関税撤廃による安価な
外国製品の流入によって決定的な打撃を受けた。放棄されたジュート畑の跡地は、間もなく、写真のようなセクロピア
の群落に占められるところとなった。
2004年7月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 41 6.51, -56 41 41.37 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 198° |
PanoraGeo-No.345
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