Flooded period, flooding of the Madeirinha River randum


アマゾン氾濫原
(ヴァルゼア)
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増水期、マデイリーニャ川氾濫!
Flooded period, flooding of the Madeirinha River

中央を流れる川は、アマゾン川最大の支流マデイラ川から分流してきたマデイリーニャ川 (小さなマデイラ川の意味)で、写真下から上方向へ流れている。「小さな」とはいっても、川幅は200m くらいはある。大量の土砂で濁った褐色の水の川である。右下の陸地は台地(テラフィルメ)であるが、 これ以外はすべてこの川の氾濫原である。3月半ば、増水期を迎え、氾濫原の浸水が進んでいることは、 水位が低かった12月のGoogle Earthの写真と 比べればわかる。マデイリーニャ川の濁水は、両岸の自然堤防にはさまれた流路を流れていたが、 水位が上昇し、右岸手前の自然堤防の一部が決壊、氾濫が始まった。日本なら大事件だが、アマゾンでは ごく普通のできごと。氾濫を防ごうと人工の堤防をつくることもない。氾濫した濁水の土砂が 氾濫原湖を埋めて土地が増え、土地の肥沃さも維持される。「恵の洪水」なのである。 間もなく左岸でも越水が起こるはずである。自然堤防を越えた水は、氾濫原湖の中を川のように流れ、 両岸に土砂を堆積して自然堤防をつくることがある。写真左やや上の水面を横切るように走り枝分かれする 二列の微高地は、このようにしてできた鳥趾状三角州の自然堤防である。
2006年3月15日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-3 45 1.74, -59 29 19.51 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 49°
PanoraGeo-No.346     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 3/18 ⇒NEXT