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![]() ![]() ![]() フェルナンド デ ノローニャ島 6 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
フェルナンド デ ノローニャ島の北西海岸にあるドイスイルマンス島は、
この国立公園のシンボル的存在である。
「二人兄弟」を意味するその名のように、海食崖で囲まれた同じような形の島が二つ並んでいる。
陸に近い右の島は陸繋砂州(トンボロ)によって本島と結ばれた陸繋島になっている。
写真手前に見える水の澄んだ海はポルコス湾で、その岸辺には海水面すれすれの高さの平坦な岩場ができている。
これは暴浪時の砕波で削られてできた波食棚またはベンチという地形である。
右の島の両側の裾にも小さな波食棚が見える。波食棚は海食崖が砕波で削られ後退した後に残った地形である。 明るく青く澄んだ海水とは対照的に、これらの波食棚やドイスイルマンス島の海食崖は全般的に黒味がかって暗い感じがする。 それは、これらの地形が今から 600万~100 万年前 (新第三紀鮮新世~第四紀更新世前期)の第二期火山活動で流れ出た黒色の溶岩でできているためである。 2007年3月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 51 7.81, -32 26 31.85 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 8° |
PanoraGeo-No.40
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