Sugarcane zone along the Ipojuca River randum


バイオ燃料
先進国ブラジル
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空から見たペルナンブコ州イポジュカ川沿岸のサトウキビ地帯
Sugarcane zone along the Ipojuca River in Pernambuco

写真下から左上へとイポジュカ川が蛇行しながら流れている。 川沿いに比較的狭い平坦な氾濫原があり、その後方に丘陵地が広がっている。 氾濫原も丘陵地も、ほとんどすべてサトウキビ畑になっている。 丘陵地は、頂が丸みを帯びた小さな丘の集まりである。このような円頂丘一つ一つは、 オレンジを半分に切って伏せたような形に見えるのでハーフオレンジとよばれるが、 サプロライトヒル(Saprolite hill)ということもある。サプロライトは、主に湿潤高温な気候と 長期に安定した地盤の下で生じた基盤岩石の厚い風化物のことで、花崗岩が深層風化 をうけてで生じた厚いマサ土などがその例である。ハーフオレンジは、そのような ルーズな風化物の土地が侵食されてできた円頂丘で、その斜面は氾濫原ほど肥沃では ないものの、サトウキビの栽培は十分可能である。
1984年9月21日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-8 21 4.09, -35 7 11.46 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 141°  写真中心位置:-8 24 22.72, -35 4 29.60 (Google Map)
PanoraGeo-No.483     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 4/23 ⇒NEXT