Cumulonimbus and rain pillar randum


熱帯の地学(1)
2
<スコール>

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Climate of Parintins
パリンチンスの気温と降水量1)

積乱雲と雨柱(あめばしら)
Cumulonimbus and rain pillar

アマゾン中流部、パリンチンス市郊外のワイクラパ川の河口付近、 マウスレークの広々とした水面の向こうに積乱雲が立ち上がり、 激しい雨を降らしている。スコールをもたらす雲である。雨域は数 ㎞ と比較的狭いので、 遠くからは太い柱のように見え、雨柱(あめばしら)とよばれる景観を呈している。 近年、気候の温暖化の影響か、日本でもたまに見られるようになったが、熱帯では ごく普通の現象である。積乱雲のような対流性の雲からの降水を対流性降雨(対流性降水) あるいは驟雨(しゅうう)性降水というが、このタイプが熱帯における主な雨の降り方である。 アマゾン川中流部の8~9月は雨が最も少ない時期であるが、 時には写真のような積乱雲が発達してにわか雨が降る。パリンチンスの8月と9月の 月降水量はそれぞれ 74mm、63mm で、ケッペンの気候区分では、熱帯雨林気候と 熱帯モンスーン気候の境界に近い。
1) ブラジル気象庁(INMET)資料(1981-2010年平年値)
2003年8月6日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-2 47 29.06, -56 46 40.51 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 177°
PanoraGeo-No.502     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 2/18 ⇒NEXT