直前のページに戻る
Formation and decay of Bornhardt

ボルンハルトの形成と崩壊
Formation and decay of bornhardt

A. 地表から地下へ岩盤の化学的風化による深層風化が進み、 厚いところでは数十mの風化層(レゴリス)が形成される。風化層は岩盤に割れ目(節理)が 密なところでは厚く、節理が無いかごく少ない岩盤では薄い。
B. 地表面が徐々に低下し、ボルンハルトの頂部が顔を出しはじめる。風化基底面 (風化前線ともいう)も低下し続ける。
C. 地表面、風化基底面ともに低下が続く。地表に露出して乾燥するようになった ボルンハルトは、化学的風化を一層受けにくくなり、高さを保つ。しかし、地下から出て 周囲の圧力から解放された岩体の膨張によって、表面に平行した割れ目(シーティング節理)が 多くなる。
D. さらに地表面と風化基底面の低下が続き、比高数百mのボルンハルトが形成されれる。 シーティング節理の他、縦横の節理もできはじめて、崩壊の準備が進む。
E. シーティング節理や垂直な節理から岩塊が分離・落下し、ボルンハルトの崩壊が 始まる。
F. 岩塊の崩落が続き、ボルンハルトの高さが減少、落下した岩塊は麓に堆積して 崖錐を形成する。
G. 岩塊が突き出たあるいは積みあがった裸岩の丘(トア Tor またはコピエ  Kopje という)になる。
(テーマ 37:ユニークな山と丘:熱帯の地学(2) P.4  同 P.14 ほか、同テーマ各所で使用) 直前のページに戻る