Upper part of Tsukuba Road randum


裾野も楽しい筑波山
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昔の風情が残るつくば道の上部

Upper part of Tsukuba Road remaining the atmosphere of the old day

 筑波鉄道の開通(1918年)以前でつくば道が筑波山参詣の主なルートであった時代には、 裾野を中ほどまで上ったところにある石鳥居(一ノ鳥居)あたりから上は、土産物店や旅館が並んだ 門前町になっていた。 この門前町にはつくば道に沿って一丁から六丁までの六つの地区がある: 「六丁目の鳥居」ともよばれる石鳥居の前後が六丁目、そこより 300m ほど上って西山通りが左に 分かれるY字路より上が三丁目、風返し峠方面に向かう現在の県道42号から上が一丁目である。 このため、つくば道は六丁通りとも呼ばれる (参照:明治時代初期の筑波町)
 つくば道が主要な参詣路でなくなった今、商店や宿泊施設があるのは一丁目だけである。 つくば道の大部分は生活道路になり、道路沿いの民家で自動車が使えるよう、ところどころにあった 階段が均され、コンクリート舗装された。しかし、二丁目より上はかなり急勾配なので階段が残り、 この写真のような往時の面影を残した景観が見られる。
2013年3月9日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+36 12 40.74, +140 6 0.35 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 205°
PanoraGeo-No.629     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 5/26 ⇒NEXT