Haiden of Tsukubasan Shrine

筑波山神社拝殿

Haiden(Hall of worship)of Tsukubasan-jinja Shrine

randum


テーマ 43

裾野も楽しい筑波山
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Leaf of Marubakusu
マルバクスの葉  

 多くの人が参詣する筑波山神社は、筑波山南麓の裾野上端に近い標高 260m にあるこの拝殿である。 筑波山神社の御神体は筑波山そのものなので、本殿は女体山(東峰)と男体山(西峰)の頂にある。 かつてここには知足院中禅寺(筑波山中禅寺ともいう)の本堂(大御堂 おおみどう)があったが、1870 年(明治3年)、廃仏毀釈運動によって破壊・焼却されてしまった。 この拝殿はその跡に建造されたもので、1875 年(明治8年)に完成、1927 年(昭和2年)に改修されて現在に至っている。
 この神社の前身にあたる知足院中禅寺は、奈良時代の高僧、徳一大師(とくいつだいし)が 782 年(延暦元年)に創立したと伝えられる古い寺院である。 徳川幕府になると、江戸城の鬼門(北東方向)に当たる筑波山にあることから、城の安全鎮座を祈願する所として重要視されるようになった。 三代将軍家光の時代には、多くの堂舎が建造され、1634 年(寛永 10 年)に盛大な落成法要が行われた(参照:筑波山知足院中禅寺の境内図)。
 なお、写真の右寄りにある大木は、牧野富太郎博士によってマルバクス(丸葉楠)と命名されたクスノキの変種で、つくば市の天然記念物に指定されている。 普通のクスノキの葉は縦:横が 1:2.0 ~ 1:2.5 なのに対し、マルバクスの葉は 1:1.3 ~ 1:1.6 と丸みが強い。 この木は筑波山神社と福岡県の太宰府天満宮に各1本知られているだけである。

2013年3月9日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+36 12 48.64, +140 6 3.89 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 70°

PanoraGeo-No.630     直前のページに戻る     BACK⏎  このテーマ 6/26  ⇒NEXT