横浜港駅プラットホーム Tracks and platform at Yokohama-minato Station

横浜港駅(よこはまみなとえき)の線路とプラットホーム

Tracks and platform at Yokohama-minato (Port of Yokohama) Station

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テーマ 44

ミニトリップ・  
イン・横浜
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 横浜新港埠頭の南東側の突堤(右突堤)には、1982 年(昭和 57年)まで、東海道本線貨物支線(横浜臨港線)の横浜港駅が存在していた。 この突堤は、現在では海上保安庁の横浜海上防災基地(写真正面の建物など)になっているが、突堤の基部にはこの駅の線路とプラットホームの一部が残されている。 写真中央やや左に見えるプラットホームは長さ 30m 少しであるが、元のものは 140m ほどあり、現在の防災基地の中にまで伸びていた。

 この駅の前身は 1911 年(明治 44年)に開設された横浜税関内の荷扱所である。
1920 年に正式の駅に昇格し、四号岸壁から北米航路の船が出航する日には、東京駅からここまで船車連絡列車(ポートトレイン、岸壁列車)2往復が運行された。 写真の乗客用のプラットホームができたのは関東大震災復興期の 1928 年(昭和3年)で、海外航路時代の全盛期を迎えつつある時期である。
 右の図を参考にして、当時の状況を想像してみよう: 写真の右上隅に見える白いマストは巡視船「あきつしま」のものなので、そこが当時外航客船が接岸した新港埠頭四号岸壁である(6ページ参照)。 その左にエプロンと旅客ターミナルが入った四号上屋(うわや)があり、さらに左にこの写真の線路とプラットホームが並んでいたわけである。

1928年頃の四号岸壁とプラットホーム

    1928 年当時の四号岸壁とプラットホーム

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2023年3月16日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+35 27 12.06, +139 38 34.44 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 25°

PanoraGeo-No.677   🔍拡大

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