台地の牧場から氾濫原の牧場へ牛を運ぶ移牧船Transhumance vessel transporting cattle from a upland pasture to flood plain ones |
randum
テーマ 23 アマゾン式移牧5 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
2002 年8月初旬、例年よりやや遅れて、4カ月余り過ごした台地の牧場から低地(アマゾン氾濫原)の牧場へ牛が運ばれて行く。 この年はアマゾン川の水位低下が遅れ、牧畜業者たちは、草を食べ尽くした台地の牛たちが餓死しないか心配していた。 小規模な移牧船には、写真のように、艀(はしけ、バージ)を汽船で押すタイプのものが多い。 アマゾンの小さな支流を渡るフェリーボートにもこの種のものが使われている。 写真右端、川の向こう岸の台地の牧場には、まだ氾濫原からのお迎えが来ないかわいそう牛たちが小さく見える。 この写真はパリンチンスよりアマゾン川を 200㎞ ほど遡った付近のものである。 このように、アマゾン式移牧はアマゾン川中流部のいたるところで行われている。
2002年8月9日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 47 18.23, -58 15 22.89 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 44°
PanoraGeo-No.182 🔍拡大