氾濫原から台地の牧場に牛を運ぶ家畜船Livestock ship carring cattle from floodplain pasture to the upland ones |
randum
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アマゾン川の水位が高まり低地(氾濫原)がひろく浸水し始めた3月初旬、アマゾナス州東部、パリンチンス市付近の低地の牧場の牛を、近くの支流上流にある台地(テラフィルメ)の牧場に運ぶ家畜輸送船が動き始めた。 この写真の船はかなり大型で 100 頭以上の牛を一度に運べる。牛たちは、このあと水が引いた氾濫原の牧場に戻されるまでの4カ月前後、台地の牧場で過ごす。 しかし、土地が瘦せていて牧草が豊富でない台地の牧場は牛たちにとって決して居心地の良いところではない。彼らのホームグランドは低地の牧場であり、台地の牧場は仮の宿にすぎない。
2005年3月8日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 44 47.00, -56 44 33.26 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 5°
PanoraGeo-No.181 🔍拡大