タパジョス川に臨むイタイツーバ市街Itaituba City on the Tapajós River |
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アマゾン横断道路を東から来て、タパジョス川をフェリーで渡ったところにイタイツーバの市街がある。
タパジョス川はアマゾン川の大きな支流のひとつで、泥で濁っていない「澄んだ川」である。
この川のここから 50km ほど上流には、船の航行が困難なサンルイス ド タパジョス早瀬があるので、イタイツーバはタパジョス川の遡行限界近くに立地する港町である。
現在のおもな産業はアマゾン横断道路沿線の牧畜と木材生産であるが、1980 年代には、タパジョス川の本支流に分布する無数の砂金採取場(ガリンポ)でとれた金の取引地となり、「金塊の都市」(Cedade Pepita)」という異名でよばれていた。
アマゾン横断道路はさらに西方に続くが、計画的な入植計画が実施されたのはイタイツーバまでである。
これ以西の区間には、アマゾン横断道路に直交するヴィシナール道路もなく、アマゾン横断道路の改修予定もないようである。
ただし、牧場化・森林破壊の波はこの区間にも及んでおり、雨の少ない季節には、沿道のいたるところで森林を焼く煙が立ち昇っている(参照:アマゾンにおける森林火災の衛星写真)。
2007年9月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-4 16 54.62, -55 58 28.12 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 333°
PanoraGeo-No.202 🔍拡大