ルーロポリス市のロータリーRotary in the City of Rurópolis |
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テーマ 38 アマゾン横断道路24 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ルーロポリスは、アマゾン河畔のサンタレンから南下してくるクイアバ・サンタレン道路(国道163号線)とアマゾン横断道路が会合するところに位置する都市である。 ここより西への 113㎞ は、二つの路線が同じ道路を使う重用区間である。 ルーロポリスという名は、アマゾン横断道路入植計画に由来している:この計画では、アマゾン横断道路沿いに小学校、教会、診療所などの施設のある 48~64戸の農家からなる小規模集落(アグロヴィラ)を多数つくり、その上に、いくつかのアグロヴィラの人々が利用する中学校、銀行、郵便などの施設のある中規模集落(アグロポリス)、 さらに全てのアグロポリスの住民が利用する高度な施設をもった大規模集落(ルーロポリス)という三つのレベルからなる集落システムが考えられた。 この最大レベルの集落としてこの地に当時の大統領の名にちなんだプレジデンテメジチというルーロポリスが建設された。 市の名は後にルーロポリスと変えられたが、都市の建設は初期段階だけで終わってしまい、その規模も施設も、アマゾン横断道路沿いにできたほかの新興都市と変わらない。 2022 年時点の市の人口は 4.2 万、中心市街地の人口はその3割ほどである。都市の中心のロータリーに面して並ぶのは、写真中央の建設資材店や左の赤い看板の牧畜資材店などである。
2007年9月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-4 5 36.83, -54 54 42.20 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 136°
PanoraGeo-No.201 🔍拡大