パラグリの木の多いアクレ州シャプリ市郊外の牧場Ranch on the outskirts of Xapuri City, Acre, with its many Brazil nut trees |
randum
テーマ 41 アマゾンとアンデスを結ぶ 大洋間横断道路 4 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
熱帯雨林を伐採してつくられたアクレ州シャプリ市郊外の牧場はどこも不毛な赤土(ラトゾル)で牧草は貧弱であるが、一部に、この写真のように木立が多いところがある。
この木はパラグリの木(学名:Bertholletia excelsa)で、 1994 年のブラジルの連邦令で伐採が禁止されたため、牧場になってもこのように残っている。
パラグリ(現地名:カスターニャドパラ、Castanha-do-Pará)はブラジルナッツとも呼ばれ、その実は栄養価が高い食品である。
一般に、熱帯雨林では一種類の木がとくに多かったり群生したりすることはないが、パラグリの木はこの写真のような群生地をつくる場合がある。
カスタニャイス(Castanhais)と呼ばれるこのような群生地はアマゾン森林の住民にとっては貴重な採取場所であった(参照:パラグリの採集)。
アクレ州のパラグリの生産量はブラジル第一位である。 2011年9月9日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-10 42 7.86, -68 10 35.82 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 172° |
PanoraGeo-No.236 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 4/24 ⇒NEXT |