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シャパーダって何だ? 5 ジアマンチーナ台地 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
これはジアマンチーナ台地(シャパーダ・ジアマンチーナ)のメサの崖に
露出している砂岩を主とした地層(トンバドール層)である。いかにも硬そうな感じがする。
この地層ができたのは先カンブリア時代の原生代中期(約 17 億~ 12 億年前)という古い時代である。
厳密にはゆるやかに傾いているとはいうものの、日本のような地殻変動の激しい
ところでは考えられないほど変形の程度は小さい。ロライマ山やエンジェルの滝で有名なギアナ高地の
ロライマ超層群の岩石も 18 億年台という年代測定結果がでており、この台地とほぼ同じである。
地形もよく似ている。しかし、ジアマンチーナ台地最大のフマーサの滝は落差 340mで、落差約 1000m の
エンジェルの滝には及ばない。ジアマンチーナ台地はギアナ高地を一回り小さくしたものと言えそうである。
2007年3月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-12 27 25.83, -41 28 19.99 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 260° |
PanoraGeo-No.250 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 5/18 ⇒NEXT |