![]() ボリビア・プーナ帯の集落とジャガイモ畑Small village and potato fields in the Puna zone of Bolivia |
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海抜 4000m。樹木限界を超え、プーナ草原と呼ばれる生態地域*1)に入った。アンデス山脈の高地草原である。 空気の薄さが感じられ、高山病の前兆か、軽い眠気をもよおしはじめる。プーナとは高山病を意味するらしい。 アルケ川中下流部の険しい谷間とは別世界のような穏やかな「老齢の」地形が展開している。
緩やかな谷斜面には一面の斜面畑。遠方の丘などは頂上近くまで畑になっている。 寒さが厳しいこの高さではジャガイモが主な作物となる。
ボリビア東コルディレラ山脈は幅が広い。この写真のような山脈が何十と平行して走っている。 アルティプラノの入口のオルーロまでは約 60㎞、まだ数列の山脈を越えなければならない。
*1) ペルーの8つの高度帯におけるスーニ帯とプーナ帯を合わせたもの(標高約 3500m から 4800m)に相当する。
1986年8月24日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-17 50 38.94, -66 45 6.03 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 343°
PanoraGeo-No.266
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