Small village and potato fields in the Puna zone of Bolivia

ボリビア・プーナ帯の集落とジャガイモ畑

Small village and potato fields in the Puna zone of Bolivia

randum


 テーマ 15

ボリビア・アンデス鉄道
6

BACK⏎ ⇒NEXT

直前のページに戻る

海抜 4000m。樹木限界を超え、プーナ草原と呼ばれる生態地域*1)に入った。アンデス山脈の高地草原である。 空気の薄さが感じられ、高山病の前兆か、軽い眠気をもよおしはじめる。プーナとは高山病を意味するらしい。 アルケ川中下流部の険しい谷間とは別世界のような穏やかな「老齢の」地形が展開している。

緩やかな谷斜面には一面の斜面畑。遠方の丘などは頂上近くまで畑になっている。 寒さが厳しいこの高さではジャガイモが主な作物となる。

ボリビア東コルディレラ山脈は幅が広い。この写真のような山脈が何十と平行して走っている。 アルティプラノの入口のオルーロまでは約 60㎞、まだ数列の山脈を越えなければならない。

*1) ペルーの8つの高度帯におけるスーニ帯とプーナ帯を合わせたもの(標高約 3500m から 4800m)に相当する。

1986年8月24日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-17 50 38.94, -66 45 6.03 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 343°

PanoraGeo-No.266   拡大

直前のページに戻る   BACK⏎  このテーマ 6/13  ⇒NEXT