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ボリビア・アンデス鉄道 8 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
オルーロからラパスまではアルティプラノの東の端に沿って230㎞。直線の多い単調な
鉄路が続く。と、突然、車窓を何かが走った。目で追ってみると、列車の物音に驚いたのか、数頭の動物が
全速力で走り去るところであった。ビクーニャに違いない。ビクーニャはペルー、ボリビア、アルゼンチン、
チリのアンデスに棲むラクダ科の動物で、ボリビアでは、ラパス、オルーロ、スクレ各県のアルティプラノ
を中心に棲息している。1960 年代には絶滅の危機にあったが、現在回復の途上にあり、絶滅危惧種には指定
されていない。1頭のオスと2頭またはそれ以上のメスおよび子供がまとまって縄張りの中で生活すると
いう。写真の6頭はまさにそのような家族であろう。標高は 3730m、まだ、ミンチン湖の湖底だった平坦な
地形が続いている。
資料:https://www.conservation.org/global/bolivia/Pages/Vicuña.aspx 1986年8月24日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-17 27 24.42, -67 46 31.55 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 193° |
PanoraGeo-No.268 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 8/13 ⇒NEXT |