サントアントニオ港内を泳ぎ回るイルカの群れHerds of dolphines swimming around the Port of Santo Antônio |
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テーマ 19 フェルナンド デノローニャ島 17 BACK⏎ ⇒HOME 直前のページに戻る |
フェルナンドデノローニャ海洋国立公園の主役は、その名に海洋が付されていることからわかるように、透明度 30m とも 50m ともいわれる澄んだ海とそこをオアシスとして集まる海洋生物群である。 面積 112.7㎞2 の国立公園は、全部の島を合わせた陸域(26km2)の 70 %とその沿岸の深さ 50m までの海域からなっていて、面積では 84 %が海という、まさに海の公園である。 この国立公園は、西方 150㎞ にあるロカス環礁とともにユネスコの世界自然遺産「ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群」を構成している。 海の生物でもっとも目につくのは、ウミガメ、クジラ、そしてこの写真のイルカである。 これらのうち、ウミガメは、この島に人が住むようになって以降、卵をとる、肉を食べるなどの習慣があったため、著しく減少してしまった。 ブラジル政府は、ウミガメの保護を目指すタマール(TAMAR)プロジェクト(TA=Tartaruga 亀 + MAR =海)を全国で実施しているが、この島はその実施地のひとつで、島内にはウミガメ博物館がある。
2007年3月29日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 50 3.89, -32 24 16.29 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 2°
PanoraGeo-No.292 🔍拡大