荒波の「外の海」(マール・デ・フォーラ)に面するレアン浜Leão Beach facing the 'Outside Sea'(Mar de Fora) |
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フェルナンド デ ノローニャ島の南東側に広がる海を「外の海」(マール・デ・フォーラ)と言う。
常に南東貿易風にさらされ、外洋そのままの荒い海なのでそのように呼ばれる。
「外の海」の海岸一帯は、陸域も海域もブラジルの自然保護地区の中でも規制が最も厳しい「国立公園」に指定され、人の居住や資源の採取などが禁止されている。
写真はそのような状況下にあるレアン浜(レアンとはライオンのこと)で、人影はおろか、漁船、家屋、道路など、人の生活の気配が全く感じられない荒涼とした景観である。
この島の年降水量は 1400mm を超すが、8月から 12 月までの5か月間はほとんど雨が降らない。
このため雨季と乾季の交替が顕著なサバナ気候に分類される。
これに加え、強風、山火事、および、かつて激しかった樹木の伐採などの影響で、この「外の海」沿岸ばかりでなく、島全体に豊かな森林は見られず、背の低い灌木林がほとんどである。
*1) Embrapa 気候データーバンク、1961-1990平年値
2007年3月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 52 11.01, -32 26 2.31 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 254°
PanoraGeo-No.293 🔍拡大