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ぼくとわたしの 富士登山 5 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
標高 3250m の八合目の小屋で一泊後、頂上を目指す。九合目(3460m)を過ぎたところで
小休止。振り返ると、九合目の小屋の屋根がすぐ下に見え、その向こうに円錐形の宝永山
(2693m、写真中央)と、その右、山小屋の向こうに宝永火口がわずかに見える。宝永火口は、手前
から第1、第2、第3という三つのの火口が数珠つなぎに並んでいるが、写真では最も手前の
大きい第1火口は見えず、宝永山の右斜面と平行する右下りの地形が、第2火口と第3火口を境する尾根である。
宝永山と宝永火口は、1707 年(宝永4年)に富士山の南南東山腹で起きた、富士山でもっとも新しい
噴火の産物である。まわりを見てみると、雪渓が出てきて、草は全く見られない。このように植生が
まったくない状況は八合目あたりから始まる。
1979年8月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 21 19.59, +138 43 56.29 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 129° |
PanoraGeo-No.298 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 5/17 ⇒NEXT |