台地の牧場から氾濫原に帰ったばかりの牛たちCows just returned from the upland pasture to the flood plain |
randum
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アマゾン川から分流して流れるラモス川の氾濫原で、手前の牛がいるところが自然堤防、その向こうの緑の草地が後背湿地である。 川の水位がわずかに下がり始めた8月上旬、後背湿地には水草の下に水がまだあるので、牛たちは入って行けない。 これらの牛は氾濫原が水浸しになっていた4か月ほどの間、台地(テラフィルメ)の牧場で過ごし、ここに帰ってきたばかりである。 不毛な土壌で牧草が十分にない台地での生活がいかに厳しいものであったかを、ガリガリに痩せた牛の体が物語っている。
2002年8月7日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 5 25.84, -57 53 58.19 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 237°
PanoraGeo-No.350 🔍拡大