Transhumance in Pantanal Wetland

パンタナール湿原の移牧

Transhumance in Pantanal Wetland

randum


 テーマ 23

アマゾン式移牧
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 南アメリカ大陸中央部のパンタナール湿原でもアマゾン式移牧がみられる。 世界自然遺産としても知られるパンタナールであるが、指定された保護地域は全体の2%に満たず、大部分は牧場になっている (参照:PanoraGeo-No.557:パンタナールの牧場ファゼンダ)。 アマゾン盆地の氾濫原と同様、湿原を流れるパラグアイ川などの川の水位は年周期で変動するので、高水期に牧場が浸水する時期には牛を避難させる必要がある。 そのような移牧には船を使う場合も陸路を使う場合もある。写真は、8月になり水が引いた牧場へ向かってパンタナール横断道路(トランスパンタネイラ)を進む牛の群れである。

2003年8月13日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-16 37 20.06, -56 46 7.27 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 29°

PanoraGeo-No.351   🔍拡大

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