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アルゼンチン西部、メンドーサ州のブドウ地帯から見た初秋の南部アンデスの山並み
で、中央にひときわ高くそびえるのがトゥプンガト山(6570m)である。成層火山であるが、
完新世(最近約1万年)に噴火した形跡はない。アンデスの火山は、北部、中部、南部の3群に
分かれて分布するが、トゥプンガト山は南部アンデス火山群の最北に位置し、これより北約 600㎞、
中部アンデス火山群が始まる南緯28度までは非火山地帯である。南に向って急速に高度が下がる
アンデスで最南の 6000m 級山岳である。 アルゼンチンにおけるワインの生産量は世界で第6位(2017年)であるが、5位になる年もあり、 南米では常に首位を保っている。そのアルゼンチンワインの 70 %前後がメンドーサ地方で生産される。 砂漠気候下の厳しい乾燥が幸いして、病虫害が少なく、無農薬栽培も可能という強みがある。 2005年3月23日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-32 50 0.14, -68 22 57.42 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 249° |
PanoraGeo-No.35 | 直前のページに戻る |