「温帯のブラジル」最南のリオグランデドスール州の北東部は、ブラジル南部高原の南の端にあたるが、多くの谷が入り込んで凹凸の激しい地形になっており、ガウーシャ山地(セラガウーシャ)とよばれている。 ガウーシャまたはガウーショは「リオグランデドスールの」という意味なので、リオグランデドスール山地とよんでもよい。 「セラガウーシャ」はリオグランデドスール州北東部を指す地方名でもある。この山地は、写真のように谷は深いが、高所には平坦な高原が広く残っている。 カシアスドスールを最大とするこの地方の都市のほとんどは高原の上にある。隣の都市に行くには、深い谷へ下りまた登らなくてはならないので、大変である。 谷斜面の上の方にみえる岩壁はこの地域の高原をつくる中生代白亜紀の溶岩層(セラジェラール層)である。
2004年8月23日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-29 19 57.05, -51 25 14.64 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 308°
PanoraGeo-No.361
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