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パンアメリカン ハイウェー 6 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ロス カラコレスの坂を登りきったところは二つの氷河谷(U字谷)の合流点で、
かなり広々とした谷底が、標高2800mから3000mにかけてひろがっている。春間近の8月末であるが、
まだ雪がたくさん残っている。ここには、南アメリカ最古でもっとも有名といわれるスキーリゾート、
スキーポルティージョSki Portilloがある。この地では、1910年に開通したアンデス横断鉄道の建設に関係
したイギリス人などが仕事上あるいはレジャーでスキーをしたのが始まりで、鉄道開通後は
一般のスキーヤーも訪れるようになった。当時はリフトなどの設備はなく、スキーヤーはロス カラコレスの
坂の下のエルフンカル駅(標高2231m)からチリ国境に近いカラコレス駅(3176m)まで、列車をリフト代わりに
して登り、そこから滑り降りた。ポルティージョ駅(2867m)は両駅の間にある。1949年に国営の本格的な
スキーリゾートが開業、1961年に民営化、1966年には南米最初のアルペンスキーのワールドカップがここで
開催された。スキーは6月半ばから10月初めまで可能である。 参考:Henry Purcell: História de Portillo (http://www.skiportillo.com/quienes-somos/historia-de-portillo/)(スペイン語) 2003年8月28日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-32 50 40.80, -70 7 22.17 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 325° |
PanoraGeo-No.389 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 6/14 ⇒NEXT |