Adobe city Chan Chan

危機遺産、アドベの都市チャンチャン

World Heritage in Danger, the adobe city Chan Chan

randum


 テーマ 29

南アメリカ
乾燥ダイアゴナル
ペルー砂漠
2

BACK⏎ ⇒NEXT

直前のページに戻る

 ペルー北部海岸、トルヒーヨ市にあるチャンチャン遺跡の宮殿のひとつ、 鳥の宮殿(バンデリエル Bandiler 宮殿、Ñain An ともいう)を東から望んだもので、 写真右の部分の崩れて鋸歯状になった壁が北の城壁(長さ 320m)で、手前を左右に相当壊れた 東の城壁、向こうに西の城壁がある。手入れされなくなってから500年以上たった現在、 いずれも損壊が著しい。雨の少ない砂漠気候であるが、数年に一度、赤道付近から南下してくる 暖かい海流(エルニーニョ)で大気が不安定化して降る雨は、土を固めて干しただけの煉瓦(アドベ) で造られた建造物にとって、最大の敵である。1986 年に 14 平方キロあまりが世界文化遺産に登録、 同時に「危機にさらされている世界遺産」(危機遺産)にも登録されて以降、保全や補修の努力が なされている。写真は補修前の 1981 年のものであるが、写真右上の城壁の隅を外側から見た 2014 年のストリートビュー写真では、補修がだいぶ進んだようにみえる。結構なことではあるが、 上の写真のような"自然のままのの迫力"が失われてしまっているのは残念である。

1981年7月6日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-8 6 11.27, -79 4 4.41  (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 291°

PanoraGeo-No.412   🔍拡大

直前のページに戻る   BACK⏎  このテーマ 2/11  ⇒NEXT