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南アメリカ 乾燥ダイアゴナル ペルー砂漠 1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
南アメリカ乾燥ダイアゴナルの北部にあるトルヒーヨ市には、
プレインカ遺跡(インカ文明以前の遺跡)のチャンチャン遺跡があり、1986年、
世界文化遺産に登録さた。紀元後900年頃から1470年頃まで、ペルーの海岸部北半分を領土とした
チムー王国の首都である。年降水量平年値約10mmという極端に雨の少ない気候のもとでなければ
維持が困難な、アドベ(日干し煉瓦)造りの大都市である。
写真は、城壁で囲まれた宮殿(Ciudadelas)9箇所のひとつである
中央宮殿(ツチュディTschudi,Nik Anともいう)で、壁面は、魚など、この王国の人々が
崇めた海に関するさまざまな彫刻で飾られている。
背後には、高さ12mで天端1m、下底5m、地震にも耐える台形の断面をもった城壁が連なっている。
1981年7月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-8 6 36.35, -79 4 29.41 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 126° |
PanoraGeo-No.411 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 1/11 ⇒NEXT |