![]() 日干し煉瓦のチャンチャン遺跡Chan Chan Ruins of adobe bricks |
randum
![]() ![]() ![]() テーマ 29 南アメリカ乾燥ダイアゴナル ペルー砂漠 1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
南アメリカ乾燥ダイアゴナルの北部にあるトルヒーヨ市には、プレインカ遺跡(インカ文明以前の遺跡)のチャンチャン遺跡があり、1986 年、世界文化遺産に登録さた。 紀元後 900 年頃から 1470 年頃まで、ペルーの海岸部北半分を領土としたチムー王国の首都である。 年降水量平年値約 10mm という極端に雨の少ない気候のもとでなければ維持が困難な、アドベ(日干し煉瓦)造りの大都市である。 写真は、城壁で囲まれた宮殿(Ciudadelas)9箇所のひとつである中央宮殿(ツチュディTschudi,Nik Anともいう)で、壁面は、魚など、この王国の人々が崇めた海に関するさまざまな彫刻で飾られている。 背後には、高さ 12m で天端1m、下底5m、地震にも耐える台形の断面をもった城壁が連なっている。
1981年7月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-8 6 36.35, -79 4 29.41 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 126°
PanoraGeo-No.411 🔍拡大