Coast of coastal desert in the central Peru

ペルー中部、「海岸砂漠」の海岸

Coast of "coastal desert" in the central Peru

randum


 テーマ 29

南アメリカ
乾燥ダイアゴナル
ペルー砂漠
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自然地理では、「海岸砂漠」という語を海岸にある砂漠という漠然とした意味で使うことはない。 「海岸砂漠」は以下のようなキーワードで説明される術語である: 大陸の西岸、南北回帰線を中心とした地帯、亜熱帯(中緯度)海洋性高気圧(気団)の東縁、沿岸を低緯度に向かう寒流、湧昇流、海霧、超安定な大気などなど。 アフリカ大陸南西部のナミブ砂漠、同北西部の大西洋海岸砂漠(サハラ砂漠の西縁部)、北アメリカのカリフォルニア半島の砂漠などとともに、南アメリカでは、ペルーからチリ北部まで、海岸沿いに、南緯4度付近から 30 度付近まで 3300㎞ 続く砂漠地帯がこれにあたる。 このうち南緯4~18 度の約 2000㎞ がペルー砂漠あるいはペルー海岸砂漠とよばれる砂漠である。この砂漠は、動植物の特徴の違いなどから、南緯7度と 15 度付近を境に、北から、サチュラ砂漠、ペルー砂漠(中心部)、ペルーアタカマ砂漠に細分される。 写真はペルー中部、首都リマの北 35㎞ にある小都市アンコンの海岸で、砂漣(されん)が美しい無植生の砂漠が海にまで達している。 アンコンは古くからの漁村で、リマ郊外の大衆的海水浴場でもある。 この湾に注ぐ外来河川がないので、緑に乏しい乾いた景観がひろがっている。 ペルーの海岸砂漠では、5月から 11 月ごろまで、ガルーアとよばれる海霧や低い雲に覆われることが多いが、午後には一時的にこのように晴れ渡ることもある。

1981年7月1日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-11 43 52.89, -77 9 22.74 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 217°

PanoraGeo-No.416   🔍拡大

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