ポイントレイズ国立海浜公園とサンアンドレアス断層Point Rayes National Seashore and San Andreas Fault |
randum
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成田からロサンゼルスに向かう航空便は、かなり北のほうでアメリカ大陸に接近したのち、 西海岸に沿って南下しはじめた。サンフランシスコを通過する直前に見える目立つ地形がこのポイントレイズ (Point Rayes)半島である。半島の付け根の付近には、写真中央から右に向かって、木々が茂って 黒っぽいポイントレイズ丘陵が細長く延び、その向こうには丘陵と並行に、これまた細長い 水面が見える。これは川ではなくトマレス湾(Tomales Bay)という湾である。この細長い丘陵と湾が接する ところにサンアンドレアス断層が通っている。この典型的な横ずれ断層を境に、手前のポイントレイズ 丘陵や半島がある土地は左方向(北向き)に、断層の向こうの土地は右(南)方向に動いている。 このように、向こう側の土地が右にずれる断層を右横ずれ断層という。下記の写真中心位置の Google Map を 開くと、この付近の地形の特徴がよりよく理解できる。なお、ポイントレイズ丘陵の緑が豊かなのは、 ポイントレイズ半島一帯が国立海浜公園(National seashore)という自然保護地域に指定されているためである。
1994年6月27日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+37 47 24.89, -123 8 22.15 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 36° 写真中心位置:+38 4 48.16, -122 52 7.56 (Google Map)
PanoraGeo-No.478 🔍拡大